歯科治療のデジタル化
クラウドネットワークを使い、技工所と素早い連携を実現
従来、型どりや模型を郵送することでやりとりしていた技工所への歯の作成依頼をデジタル化。3Dスキャナーで作成したデータを元に宝樹会グループ技工所で3Dプリンターや成形マシンを活用し、仮歯・白い歯・マウスピースを作成します。
時間をかけずに製作した歯をインプラントと組み合わせて使うことが可能です。
CAD/CAMを使ったセレックシステム
CAD/CAMシステムとは、口腔内に装着する修復物や補綴物の設計および加工に用いられる複数の装置をCADやCAMの技術で統合したシステムのことです。
カメラで口の中を読み取り、CAD/CAMを用いたコンピューターで設計してコンピューターがセラミックを削り出します。設計さえ終われば、実際に削り出す作業は約20分程度です。これにより、短時間でオールセラミックの材料で歯を作ることが可能になりました。
また、実際に削り出すセラミックブロックは、工場生産されたオールセラミックのブロックなので、手作業と違い製品にばらつきがなく、均一な品質をご提供できるのもいいところです。更に天然の歯に近い固さで摩耗しにくいのです。
3Dデータとガイドを使った誤差の少ない治療
これまでは、経験と勘を頼りにインプラントの埋入が行われてきました。治療経験の数に伴う技術差が治療結果に反映されることが多く、キャリアの浅さよりインプラントを埋入する深さを誤って大事故に繋がった事例も存在します。
こうした事態を避けるため、宝樹会のインプラント治療は事前にCTスキャンで確認してから手術に臨みます。
更に、CTによる術前の診断はもちろん、マウスピース型のガイドを用いてインプラントを埋入。事前のシミュレーションを行い、手術時の再現性を高めた治療を行っています。痛みや侵襲に配慮し、患者さまの負担を可能な限り減らした治療に努めています。
SwissMeda社のSMOPインプラントガイドシステムを利用しています。